暗転
輝く未来の為に夢はあるんだと
いつも思ってた自分
そっとしといてと乱れては気違いな笑い声あげる
寂しくて失ってた夢
あなたに逢えたら輝きだした 1999
寝息
綺麗な星空
君といつも見ていたね
いつのまにか聴こえる 君の寝息
とても僕を幸せにしてくれた
どうして別れたのか
君はそばにはいない
今、何処に居るの?
追いかけなかった 僕の後悔
せめて その分だけでも
君は幸せでいてほしい 1999
僕の賢者へ
悲しみも、喜びも、イラだちも
みんな君がくれた感情だから
いつも無表情で
付合いの悪い奴だと
それこそ腫れ物扱いだったけど
僕は君に出逢って
随分、人間らしくなったものだ
いつのまにか、こんなに優しい感情まで持っている
魔法なんか使えなくったって
君はりっぱな賢者だよ 1999
探り合い
あなたの瞳を伺って
いつも私が伺って
ずっと瞳を伺って
もう、疲れちゃった やめちゃった
伺うの止めちゃって
私の瞳を伺って
あなたが私を伺って
なんだか安心 そんなものだったんだ
なんか、おかし
クスクス クスクス 1999
愛人
なつかしい歌聞きながら
昔の恋人とまた恋をする
馬鹿なことをと思いつつ
昔の楽しい思い出が
哀しい道を選ばせて
独りになってまた泣くくせに
あなたとの恋を紡がせる
そのうち歌が聞こえなくなるほど
傷つくまで
きっと続くのだろう 1999
愛しいペット
ネコ猫ネコ猫こねこ 君の愛くるしい可愛さ
イヌ犬イヌ犬イヌ犬こいぬ 君の元気いっぱいの愛おしさ
ハムハムハムハムハムスター 君らのチョコまか ご機嫌楽しさ
ほっとくるよな熱帯魚
一緒に飛びたい小鳥たち
みんな私たちに ヒーリングパワーをくれる魔法使い
明日も一緒によろしくね 1999
女友達
さらりと言ってくれるのね
嫌いも好きもあなたったら
私はすっかり慣れたけど
彼女は戸惑っててよ
私の大事なパートナー
あなただけではないのだから
大切な子なの
ほら、フォローしなさいな 1999
コンペイトウ
一つ一つに願いを込めて食べるコンペントウ
同じものをあなたへ送ったわ
あなたへの思い通じるように
これを食べ終るとき
適うと信じて 1999
無題『水の踊りを見ている僕は~返詩』
踊り続けることしかできないから
踊り続けた日々
聞こえる拍手
どう応えたらいいか解らない私
だから踊り続ける
私にできるたった一つのことだから
私は…
誰か
届けてほしい
私の思い
あの拍手の主に
私は踊り続ける
今日も踊り続ける 2000
浮気
眠い瞼をこすりながら
出向いてくれる君の声
いつも心地よく聞いているけど
今日はちょっと後ろめたい
いたずら心に
遊び心
ついでに酒は気を大きくしてくれて
全くどう言い訳するのやら
だけど奥様 愛する人よ
あなたが一番 許してな 1999
光の中の君へ
授業中
よそみをしているのだーれ?
チョークが
とんできてしまうよ
どーせ
また
あたらないんだろうけど
ね 1988
人
君はなにを考える
その二つの姿の中に
やさしい君と
恐ろしい君
心を広くもて!
俺は
お前を愛しているからさ 1984-1987
ハネムーン
小波が聞こえるホテルで
君と一晩過ごした夜は
そっと過ぎ去り
茜色の朝が僕達を出迎える
新しい旅立ちと
再び巡り合う明日の為に
今日の幸せを
一生、忘れないなら
僕達はきっと誰よりも仲良しのままで 2000.9.1
先生
君たちの瞳に輝く未来を見てる
自分はもう無くしてしまったものだけど
君たちを導くことができればと
言った先生は それこそ
いつも輝いて 好きだった
少しづつ大人になって
何が輝いてたのか
どうして輝いてたのか判らなくなって
今になって あの先生の凄さがわかる
どうしてるかな 1999
流れ星
星が流れる
星の命が一つ尽きるね
尽きる瞬間のパワーに
人は祈るよ
どんな星が
沈むかも知らずに
ありったけの思いを込めて
私も祈るよ
星のように
尽きるまで強くあれるように 1999 お気に入りだった詩